人間の理性

 予め私の立場をはっきりさせておきます。否定説はとりません。徒歩で300kmを進軍させられ、ドイツ軍事顧問の指導で構築された国民党軍の強固な防御陣地を突破し、第七連隊では40%の損耗率を出すほどの激戦を経て目的地に到着すれば、正気を保っていられるとは思いません。それにしてもid:Dr-Setonの言い方は…

>バカか。日本政府の見解を載っけたのは、ゲロ臭いテめェらがキッチリ「無かったという証拠」を挙げなければ、無力なノイジーマイノリティーでしかない、って事を示すためだよ。
>単に「言及出来るだけの知識は無いが、難癖は付けたい」ってだけだろうが。だから虫けらなんだよ。
>たしかに楽しいよ。お前みたいな虫けらが涌いて出るのを潰すのって。

本当に「理系研究者」なのでしょうか?

中心市街地に書店がない 終わっている浜松市

 先日は浜松の街中で職場の送別会がありました。そこで少し早めに浜松の中心市街地に着いたのですが、時間をつぶす場所がない。よく書店で時間つぶしをするのですが、街中からそういう場所がほとんど消えているのに気づきました。
 いま残っているのは、連尺の「谷島屋書店」、駅の谷島屋ぐらいでしょうか。MayOneの6Fにこれまた谷島屋書店があるけど改装中。
 仕方なく旧イトーヨーカドー方面に行ってみたら完全にゴーストタウンでした。送別会が始まる時間が近づいてきたので有楽街方面に向かっていたら、ZAZA Cityに「本の王国」があるのに気付きました…

 今のところ、浜松の街中で一番大きい書店は連尺の谷島屋書店でしょう。しかし店内を一通りみてみればわかりますが、品揃えは20万都市クラスです。本当に浜松市は人口80万人の政令指定都市なのか? 大分市に行ったらジュンク堂があったけどな。
今のところ、交通の便を加えて使いやすいのは、サンストリート浜北の谷島屋書店です。例によって例のごとく、郊外型SCです。
 とりあえず書店に関しては、まったく希望がないわけじゃない。2009年3月6日からはMayOneの谷島屋書店がリニューアルオープンします。売り場面積は2000平米≒600坪。面積で約3倍。隣町、豊橋市の精文館書店になんとか追いつきます。静岡市戸田書店には全然かなわないけどね。

少し希望を持って生きましょう。

日系ブラジル人の出稼ぎ労働者

 確かに昨年末から日系ブラジル人を見かけなくなりました。どこにいったのでしょう? 考えられるのは、祖国に戻った場合。それなりに貯金がある人はそうしているでしょう。それと、地縁・血縁で身を寄せ合って生活している場合も多いようです。カトリック教会に身を寄せている場合もあると聞きます。
 職場でも食事中に同僚と話題になりましたが、治安は悪くなるでしょう。
 僕の意見は「政府がチャーター便を出して祖国に帰してやれ」です。なにせ短期的には労働力が余っているのです。祖国につてがあるうちに、日本政府が金をだして帰してあげるべきです。お礼の意味も込め、日本で働いた期間に応じて、手当を支給してもいい。派遣切りが行われたのは昨年末です。現実問題として治安悪化が起こってくるのはこれからです。政府よ、後腐れの無いように早めに対応してくれ(切実)。

長期な移民受け入れはどうするの?

 これまで日本の外国人労働者の受け入れ政策はいきあたりばったりでした。日系ブラジル人なら日本の生活習慣にも馴染みやすいだろう、一緒に働いているとわかりますが、2世ならともかく、3世にもなると完全にあちらの人間です。
 これからは、日本語能力試験(イメージとしてはTOEIC)などを基準に決めるのがよいと思います。そのほうが日本社会に馴染むのが早いと思われます。
 あとは学歴、専門職など教育を受けた人。学歴などを重視するのは、結局のところ教育を受けた人のほうが異なる環境への適応能力が高いのです。以前、静岡大学工学部の大学院博士課程に留学していた中国人の留学生と一緒に仕事をしていました。その時の経験からそう思います。

「マリア様がみてる ハローグッバイ」

 「マリア様がみてる ハローグッバイ」読了しました。発売日は26日なんですね。わざわざ会社を早引きしてフライングゲットしました。体調がよくなくて自分の中で十分消化していないのですが、感想を少々。

 そもそもマリみても出会ったのは、忘れもしない2005年1月でした。ちょうど母の葬儀の準備で家中が戦争状態だった時です。何を血迷ったか、葬式ハイの状態で無印を購入したのが出会いでした。脳味噌がどう回転していたのか、自分でも説明できません。

 それから4年、涙が出てくることもない、あっさりした終わり方です。うん、すごく安心した。うん、完結したよね、という安心感。いや祐巳瞳子がスールになった時点で、僕の中のマリみては完結していたのですが。
 まだまだマリみてを続けてほしい、という意見も一部にあったみたいです。志摩子×乃梨子でまだまだ話は引っ張れますから。だけど僕は、マリみて祐巳のビルドゥングス・ロマンである、と思っていたのでここで完結してほしかったのです。祥子から祐巳へ、そして瞳子へ。祐巳が導かれる立場から導く立場になれば、物語は完結でしょう。

今野先生、10年間お疲れ様でした。